469 O様邸車庫塗替え工事
2017-08-08
着工前
下地は木材、造膜塗料で仕上げられています。
今回は塗替えです。
基本的に外壁塗装で使われる塗料というのは、塗装した面で固まり、
塗膜という保護膜を形成することで、外壁を紫外線、雨、風から守ってくれるものです。
しかし、木に塗装をした場合、表面の塗膜は固まるものの、中の木が固まっているわけではなく、
先にあげたような湿度による膨張、収縮を続けます。
上が堅くて、下が動いている木部塗装では、少しずつ木から塗膜が剥がれてしまったり、
塗膜だけがひび割れてしまうなどの弊害が起こってしまうのです。
木材で出来た部分(木部)は、塗装するのが非常に難しく、塗装の膜によって外壁を保護する機能は
10年ほどもつと呼ばれる外壁塗装でも、木部の場合のみ3~5年ほどしか保護膜を維持できない場合が多いです。
なので、今回は下地処理を入念に作業いたします。
塗装前の材料を平滑に仕上げるなど丁寧な作業にはオービダルサンダーが一番です。
オービダルサンダーとは?
仕上げサンダーとも呼ばれ、サンドペーパーを付けたサンディングプレートを
小刻みに偏芯運動させて木材などの表面を削る道具です。
さらに紙ペーパーを掛けて、表面を滑らかにしていきます。
塗膜剥離箇所には、厚膜タイプのフィラーを塗っていきます。
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